企業が業務効率の向上や変化への対応力強化を目的に、継続的な変革を求められる中、AI(人工知能)は、業務の進め方や意思決定、プロセス最適化において欠かせない技術となりつつあります。単なる技術導入にとどまらず、AIをどのように設計し、実務に適した形で活用していくかが、企業の競争力を左右する重要な要素となっています。
こうした背景を踏まえ、サビテックジャパンでは 2025年12月31日より、社内初の取り組みとして AI Hackathon – Innovation Challenges を開催しています。本大会は、AIをより実践的な文脈で捉え、実際の業務や生活に根ざした課題解決へとつなげていくことを目的としています。

本大会では、各チームが実際の課題を起点に、AIソリューションを自ら設計・構築・開発するプロセスを重視しています。既存のAIツールやサービスを利用することに留まらず、課題の整理、アプローチの選定、システム設計、実装、完成に至るまで、一連の思考と開発プロセスを通じてAIを形にしていく点が特徴です。これにより、AIを「使う技術」ではなく、「自ら生み出し、活用する技術」として捉える機会を創出しています。
AI Hackathonは、職種や専門分野を問わず、サビテックジャパンの全社員を対象に実施されました。エンジニアに限らず、さまざまな立場のメンバーが参加し、それぞれの業務経験や視点を活かしながら課題設定や解決策の検討に関わりました。多様な専門性やバックグラウンドが交わることで、従来の業務の枠を超えた発想や、新たな視点によるAI活用の可能性が広がっています。
本大会には、4チームが参加し、それぞれが独自に設定した4つのテーマに取り組みました。各チームは、自ら選択した課題に対して主体的に向き合い、試行錯誤や意見交換を重ねながら、AIプロダクトの開発を進めていきました。その過程では、チームワークや役割分担、相互の学び合いを通じて、プロダクトの完成度を高めるとともに、組織としての一体感も育まれました。

大会は 約1か月間 にわたり、以下の3つのフェーズで進行しました。
- 準備フェーズ:課題の整理、アイデア検討、ソリューションの方向性策定
- 開発・進捗共有フェーズ:AIプロダクトの開発および週次での進捗共有
- Pitching Day(2026年1月31日):1か月間の成果として各チームがAIプロダクトを発表
キックオフ(2025年12月31日)では、各チームが準備段階の内容や開発計画を共有し、大会全体の方向性や目標を確認しました。この場を起点に、実務や生活の文脈に即したAIソリューションを試行・発展させていく取り組みが本格的にスタートしています。
大会の締めくくりとして、成果の優れたチームを対象に複数の表彰が行われる予定です。これらの表彰は、プロダクトの完成度や課題解決力、チームとしての取り組みを評価するものであり、参加者の努力と成果を称えるものとなります。また、本大会を通じて生まれたアイデアやプロダクトは、今後の業務や生活の中でのAI活用に向けた重要な基盤となることが期待されています。
